総合的なリハビリ治療により患者様の社会復帰をお手伝いします。
当院では、理学療法士21名、作業療法士8名、言語聴覚士2名、助手4名にて患者さまの生活、仕事がより充実できるように身体能力、精神面の回復をお手伝いさせて頂きます。
リハビリテーションには、温熱・電気・牽引・水治療などの「物理療法」のほか、身体の基本動作能力の回復をはかる「理学療法」、作業などを通じて身体の動作能力や社会適応能力の回復をはかる「作業療法」、脳血管疾患などにより、言語障害や嚥下障害を生じた患者さまの言語訓練や嚥下訓練を行う「言語療法」があります。当院では、こうした理学療法士と作業療法士、言語聴覚士が一丸となって、心や身体の機能回復をはかる総合的なリハビリ医療を実践しています。また、入院中だけでなく、退院後のフォローアップ体制も万全で、日常生活における患者さまのご相談にも応じています。
回復期リハビリテーション病棟では、病棟専従の理学療法士3名・作業療法士1名を中心に、患者さまおひとりおひとりの症状に合ったリハビリプログラムを作成、退院に向けて援助いたします。
またご自身での通院が難しい患者さまへは、ご自宅への送迎サービス・通所リハビリテーション(デイケア)のご提案・訪問リハビリテーションも行っています。これらは介護保険の適用になる場合がございます。ご不明な点はお気軽にご相談ください。リハビリ室への見学などご自由にお越しください。お待ちしています。
機器を利用した治療を行います。
痛み、むくみ、血行障害、こりなどの治療に電気機器や温熱機器、マッサージ機器、牽引などを利用した治療法です。痛みの激しい時期はこの療法を行い、落ち着いたら運動を行います
基本的な動作能力の回復をお手伝いします
からだの機能回復を主に担当しています。寝返り、起き上がり、座ること、立つこと、歩くことなどの基本的な動作の改善、痛みの軽減、硬くなった関節や筋力を回復させる訓練を行います
作業を通して身体機能の回復、主体的な生活の支援を行います
障害などにより入浴、排泄などの日常生活が困難な方に、作業活動を通して障害の回復をはかります。
失語症といわれる脳卒中などの後遺症による言葉の障害にたいして、マンツーマンの個人訓練や数人で行う集団訓練など患者さまの内容にあったプランを提供いたします。また患者さまにとって、もっともコミュニケーションを取りやすい方法などをご家族にアドバイスしたり、環境調整を行うなど、全面的に支援いたします。患者さまとご家族、ご友人との円滑なコミュニケーションをサポートいたします
最近、お茶やみそ汁でよくむせる、食べ物が飲み込みにくい、そういう症状は嚥下(えんげ)障害かもしれません。嚥下障害になると、食べ物のカスやお茶が気管を通って肺に入ってしまい、窒息や肺炎(誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん))を起こしやすくなり大変危険です
そういう症状の方へ食事の訓練を行います。摂食機能療法では、 嚥下障害による肺炎や窒息を予防し、食べる楽しみを取り戻していただくために、医師、歯科医師、看護・介護職員、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、歯科衛生士、管理栄養士など全スタッフのチームアプローチにより協力して取り組んでいます。
当院では 嚥下障害の診断に、VE(咽喉頭ファイバー)検査、VF(ビデオ嚥下造影)検査を導入しています。食べ物を飲み込む様子が画像で確認できるため、実際の飲み込みの様子を患者さまやご家族へその場でご覧いただけます。
言語聴覚士による補聴器適合検査をおこないます
当院では言語聴覚士・耳鼻科医・リオネット(株)と連携のもと、患者さまに応じた適切な補聴器選び、調整をおこない、日常生活に快適な聞こえを提供いたします
また補聴器の無料貸し出しも行っていますので、当院耳鼻咽喉科へお気軽にお問い合わせ下さい(補聴器外来は毎週金曜日予約制となっております)