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あなたは大丈夫ですか?
毎晩いびきをかく方の中に息が止まってしまう方がいます。なかでも、10秒以上止まっている場を無呼吸と言います。この状態が夜間に30回以上でる症状を「睡眠時無呼吸症候群」と言います。日中も集中力に欠け、眠い状態が続いたり、最悪な場合は脳卒中などをも引き起こす場合もあります。
睡眠時無呼吸症候群の危険性
夜間、熟睡できないと・・・ 私たちの身体は、呼吸をすることで酸素を体内に取り入れ生命を維持しています。ところが睡眠中に呼吸が止まり血液に取り込まれる酸素の量が低下すると、さまざまな悪影響を及ぼします。日中の眠気を招き、無呼吸に伴う低酸素や「断眠」ストレスなどの影響で高血圧や心筋梗塞、脳卒中などの心血管系疾患を引き起こす場合もあります。
さらに寝不足になり 日中の眠気は、居眠り運転による交通事故や労働災害などにつながります。アメリカの調査では、スリーマイル島の原子力発電所の事故や、スペースシャトルチャレンジャーの事故は睡眠障害によって引き起こされたと報告されています。
睡眠時無呼吸症候群の検査
睡眠時無呼吸症候群の検査方法として「終夜睡眠ポリグラフ検査」を行います。無呼吸の原因や重症度を調べたり、治療方法を決定するために欠かせない検査です。この検査は睡眠の状態と呼吸の状態を総合的に調べる検査方法で、入院していただき、脳波や心電図、胸部・腹部の動き、血液中の酸素の量などを検査端子を体に取り付けて行います。この検査は痛みは無く、いつもと同じように眠っていただけます。また夜間のみの検査ですのでお仕事を休むことなく実施できます。
睡眠時無呼吸症候群の治療方法
睡眠時無呼吸症候群の治療方法として下記のものがあります。