

21世紀を迎え、医療の分野も高度な技術や新薬の開発など、その進展は実にめざましいものがあります。私達は最新の医療機器の導入と、最新の医療知識、技術を習得し、最良の医療を提供するよう努力いたします。しかしながら、現在、医療の現場において必要とされているのは「心」を持って患者さまと接することができる病院の存在でないかと思っております。
2001年11月に完成しました新病棟は、単に施設の増床ではなく「癒しの場をつくる」こととしてとらえています。新館の内部は、病室や談話室などのスペースを十分にとり病棟に潤いをもたらす緑も多く配置するなど空間的にも精神的にもゆとりがあり、快適に過ごせる「癒し」の場にふさわしい環境づくりを心がけました。
病院は明るくあるべきです。安心してくつろげる場所であるべきです。病院は単に「病気を治す場所」ではなく、病気もまた「治療すればよくなる」というものではありません。私たち開業医の最も重要な役割は、患者さまの一人ひとりの心を「支え」「慰め」「勇気づける」ことだと考えております。
地域においてもこれからいよいよ高齢化が進展し、深刻化する中、介護ヘルパーの資格取得の一助となる技術指導や試験の実施、さらにフィットネスクラブでの指導や健康診断、個々の健康相談など、積極的に住民の健康づくりと向かい合っていきたいと考えております。また2000年8月には、日本医療機能評価機構の定める「複合病院種別A」を取得し、高齢化に伴うさまざまなニーズに応え得る病院として医療のソフト・ハード両面のさらなる充実を図って参ります。